皆さんこんにちは。
コロナ禍も3年目に入り、経済も「失われた30年」からの脱出が見えかけてはいますが、油断できない状況です。そういう中で自治会活動も3年に及ぶ活動縮小が強いられてきました。
一方私たちの社会活動も少子高齢化と技術進歩の影響で大きく変容しています。
昔は専業主婦が自治会活動を下支えし、納涼祭の時は若い男性陣が力仕事で団結し盛り上がっていました。しかし今は男女共働きの時代になり、若い人は男女ともに仕事で夜遅くまで忙しく、自治会の仕事を平日に行うことが難しくなっています。また高齢化が進み、高齢者だけで多くの自治会活動をこなすことも難しくなっています。現在の自治会、ひいては日本全体の「ボランティアによる地域活動」が少子高齢化の問題に直面し、脱却の解決に苦しんでいます。
シェアリング・エコノミー、ライフ・シェアリング
そういう中で今注目されているのが、シェアリング・エコノミーとかライフシェアリングという考え方です。例えばカーシェアリング。自家用車を購入するのは維持管理に結構なお金がかかる。バスを利用するには本数が少なく不便だ。そういう時に、空いている自家用車を他人に借りる、あるいは運転してもらうという、活用できていないモノをお互いに融通し合って助け合いながら私たちの生活をより良いものにしていこうという考えが「シェアリング」の考え方です。日本語にするなら「共有」です。
自治会に於いても、納涼祭を行えば町中が盛り上がり住民の団結心が向上することも皆知っています。しかし役員になって納涼祭を運営しようとすると負担が大きすぎて仕事に差し支え、役員を忌避しようという気になりがちです。そういう時に、力仕事は専門の業者に任せ、自分たちの得意な能力で部分的に協力して納涼祭全体として完結させる、そういう小さい協力の連携体制を構築することが重要になってきています。それが今注目されているライフシェアリングの考え方です。
その時に重要になるのが「情報の共有」
一人の役員だけが大役を負うのではなく、皆で情報を共有して、小さな連絡・協力関係で大きな全体の仕事に纏めていく。それがこれからの私たちに求められている新しい時代の自治会の活動メカニズムではないでしょうか。「小さな情報共有が大きな力になる」、そういう情報共有の仕掛けづくりが自治会におけるITだと私たちは考えています。多忙な役員の連絡体制作りだけがITではないし、大地震の時の緊急連絡だけがITという訳でもないです。自治会がまとまり、老若男女が垣根なく交流でき、協力していける環境を作っていくことがITだと思っています。
●ブログの開始
そういう小さな気持ちで、このブログ「地蔵のつぶやき」を始めました。半年前に始めた「ぶらっと日限山」のご好評で「シェアリング精神」の可能性に気付きました。そしてそういうブログコンテンツを充実・拡大すべく下記4つのブログ記事をスタートさせました。
・ぶらっと日限山: 日頃の日限山で拾った写真ブログ
・地蔵のつぶやき: IT全般に関するブログ
・ひぎりーと(Higiri-IT)ワンポイント: スマホ初心者向けのITワンポイント学習記事
・もしも防災: もしも大地震等の大災害が起こったら何をすべきかの情報提供のブログ
今後順次開設していきたいと予定しておりますので、皆様の温かいご支援とご購読、そして有益なご意見・コメントを期待しております。コメントは下記リンクのご意見欄で受け付けておりますので、ぜひよろしくお願いします。
HP記事へのコメント、新規記事の提案 | 日限山自治会 (higiriyama.org)
また今回、日限地蔵尊の浄行地蔵の写真を掲載しましたが、フリーのお地蔵さんイラストをネットで探して活用したいと思っています。是非皆さま自作のイラストがあれば、それも採用させていただきロゴにしていきたいと思っています。よろしくお願いします。