先月発行した「防災ガイドライン」の中でご説明しました幾つかの点を以下にご説明します。
(「防災ガイドライン」の詳細は下記PDF版でご覧いただけます)。
先ず、自分と家族の安否確認
大地震が発生すると、先ず身の安全を確保します。自宅にいる場合は食器棚やタンスの転倒で怪我をしないようにする必要があり、それは同時に私たちに事前の安全防護対策を教えてくれます。外出時も同様にビル等の外壁や看板類落下の危険回避があります。
そして次に家族との安否確認です。ただ、電話は殆ど繋がりません。
その時はスマホのLINEやメールで家族に安否を確認し合うことです。もちろんそれらの通信設備も機器障害で通信は一時的に途絶える可能性はありますが、多くの人が一斉に電話する混雑状態にはなり難いです。混雑に対する耐力ではLINEやメールの方が有利なのです。そして家族との安否確認を先ず完了させましょう。
帰宅困難時の安否確認
そして取り敢えずの安否確認ができると次は帰宅方法の検討です。
現在は多くの人が共稼ぎで仕事をしている人が多いので、万が一の事故での帰宅方法は皆さんご存知でしょう。ただ高齢のご家族や小さな子供たちが外出していて地震などの災害に遭遇した時の安否確認と帰宅方法をご存知でしょうか。やはりスマホを使った連絡を常に行えるようにすることが大事です。
そしてそういう高齢のご家族や子供たちが自宅にたどり着けても、外で仕事をしている私たち自身が直ぐに帰宅できるとは限りません。夜になっても帰宅できない場合もあります。そういう時の対策を事前に家族と相談し合っておくことも大事になります。近所の家族ぐるみの知り合いを持っていることが大事になり、相互の助け合いが可能になります。
そして安否確認の報告
最後に、大地震の発生した時は自治会としても最大限の努力を安否確認に集中しようとしています。
震度5強以上の大地震が発生すると自治会では緊急対策本部を開設して、日限山自治会公式アカウントを使って皆さんに安否確認のご報告をお願いします。そしてその報告状況を見ながら高齢独居老人などから優先して最終的な安否確認を取ろうとしています。